価値あるイスラエル企業との提携

技術革新において世界で首位を誇るイスラエルは小規模ながらもダイナミックな国として知られており、国際貿易への足がかりとしても理想的です。イスラエルに国際ネットワークが繁栄したのは、西洋のビジネススタイルに加え、安定した経済と高度な遠距離通信が発達していたことが理由でした。世界で唯一のユダヤ教国家であるイスラエルでは、教育、チームワーク、柔軟な問題解決の姿勢を重んじるユダヤ教ならではの伝統が厳重に守られてきました。

イスラエルは世界中からの移民が集まる国であり、それぞれの国からあらゆる文化や風習が持ち込まれました。国際的なイスラエル人は好奇心が強く、日本の経済や文化に高い関心を持っています。

日本とイスラエルの間では以前から共通の価値観が存在していましたが、イスラエルの技術に対する日本人の高い関心が新たなビジネスの可能性を開花させました。日本とイスラエルの事業提携は将来有望であり、AddValue は積極的な支援を続けたいと考えています。

イスラエルの輸出主な点

* 2017年には、イスラエルからの商品およびサービスの輸出が6％増加し、これは過去最高の1,024億ドルに達しました。

* 財貨の輸出は約3％増加して580億ドルになり、サービス部門の輸出は11％増加し、過去最高の440億ドルに達した。

* ハイテクサービスの輸出は急速に伸び続け、過去最高の237億ドルに達して、 また、ハイテク製品の輸出は228億ドルに達した。

* 過去10年間で医療機器の輸出は着実に増加しており、イスラエルのハイテク輸出総額（商品やサービス）の3％を占めている。

* イスラエルに350以上のサイバー関連企業が存在し、2015年の総輸出額は3.5億ドルで、世界市場の5％を占めています。

医学および生命科学におけるイスラエルの業績

技術革新の国イスラエルの研究開発

* イスラエルは科学者とエンジニアの人数で世界1位を誇ります。

* イスラエル政府は23のハイテク「インキュベーター」を認可し、毎年70～80の新規事業を開発しています。

* イスラエルは新しい分子（ナノテクノロジー）の特許数で世界4位を誇ります。また、新しい医療機器の特許数で世界1位を誇ります。

* イスラエルには最新の研究開発をラボから世界市場へと移転させる16の技術移転機関があります。
この内半数以上が医療または生物工学に関連しています。

躍進中のイスラエル生命科学業界

* ライフサイエンス分野（医薬品および医療機器）におけるイスラエルの輸出総額は2017年に82億ドルでした。

* イスラエルの生命科学企業は2017年に1,450社を超え、3分の1の企業が現在も安定した業績を残しています。

* 過去10年間にイスラエルに設立された1,307のライフサイエンス企業のうち、半数以上がまだ稼動しています。また、開発段階の多くの企業が、出資者および提携企業を募集しています。

高い経費効率と品質を誇るイスラエルのヘルスケア

* イスラエルでは国内総生産（GDP） の7%がヘルスケアに割り当てられ、世界でもトップクラスの国民健康保険を提供しています。

* イスラエルの全医療機関では患者の記録や処方箋に情報技術（IT）を導入しているほか、70の機関では遠隔医療アプリケーション、診断学、医療費用の管理など、ヘルスケア・サポートを改善するための情報技術が開発されています。

* イスラエルでは外来患者の処理手続きや在宅ケアのモニタリング機器などの技術革新により医療コストが削減し、患者を第一に考えるヘルスケアの本質が改善されました。

世界をリードするイスラエルの製薬会社

* 癌の標的治療をはじめとする難病治療を目指し、研究開発に投資する70社以上の製薬会社が最も力を入れているのが薬物送達です。

* イスラエルでは120以上の製薬会社にて、病気、先天性欠損、生活環境菌、違法薬物などの診断キットを生産しており、世界中で使用されています。

世界に貢献するイスラエルの生物工学

* イスラエルの生物工学は年間17%の割合で発達している分野であり、癌、多発性硬化症、糖尿病、パーキンソン病、アルツハイマーなどの症状を改善する画期的な治療法が開発されています。

* イスラエルで 幹細胞研究を行っている20社の企業にて胎盤から幹細胞の採取が可能であることが判明。胎芽からの採取に代わる道徳的な手段として注目されています。

*イスラエルでは早くからバイオマーカーが使用されており、細胞治療や病気の早期発見および早期診断に貢献してきました。

世界の先端に立つイスラエルの医療機器

* イスラエルでは癌治療の冷凍手術をはじめ、消化器官を体の内部から観察できるビデオカプセルや低侵襲手術に使用されるテレスコープなどの医療機器が世界で初めて開発されました。

* イスラエルで開発された使い捨ての医療機器や移植療法の医療機器は、使い安さやコストの面で 優遇され、国内でトップの売り上げを記録しています。

* イスラエルでは体内の悪性腫瘍を探知する血液検査をはじめ、HIV抗体検査、肝臓病を診断する呼気テスト、わずか5分で感染や病気を探知するコンピュータープログラムなど各種医療機器が発明され、病気の早期発見や早期治療に貢献しています。

ここに紹介したのはイスラエルが誇る技術革新の一部ですが、AddValue は事業開発のエキスパートとして、将来有望なイスラエル企業への出資、ジョイントベンチャー、事業提携を希望する日本企業の皆様を支援させていただきます。